分かりやすいね。要するにスターターが強行したということだね。オーシャンSのスタートは混乱の中で切られた。アイルラヴァゲインが後ろ扉を蹴ったのに驚いて、サンアディユが前扉に突進。そのまま頭をゲートの下まで下げてしまい、発走できない状況になった。前からゲート係が頭を押し込めると1度は体勢が戻りかけたが、同馬は再度くぐるしぐさを見せた。今度は担当厩務員が近寄ろうとしたが、ゲート委員に引っ張り出された。ここで、スターターの「開けるぞ」と叫んでスタートを切ったが、結局、断然1番人気に支持されていたサンアディユは大きく出遅れ、そのまましんがり負けした。
ちなみにJRAはこういうことが起きても、言い訳はおろか、説明も一切しない。法や規則に反しない限りは、すべて正常なものであったとする姿勢だ。
ギャンブルの胴元だから、余計な混乱を引き起こしたくないということだろうし、お役所ということもあるのだろう。
だがファンからするとそれは物足りないし、不信を煽るものでもある。一度ゲートから出すべきであったと思ったファンは多いだろう。なにせ圧倒的な1番人気の馬だ。発走が遅れては困るというお役所的な体質がスタートすることだけを急がせたのなら、それは(規則的に問題は無かったのだとしても)間違いだったと言えるのではないだろうか。
常に「公正」を謳い続けるJRA。規則に則って運営していれば公正だというわけではない、ということをよく考えてもらいたい。参加するファンが公正だと思えて初めて公正な運営といえるものなのだ。


